こんにちは。
今日は、春の京都・北野天満宮を巡る旅で立ち寄った『長五郎餅』本店について、実体験を交えながらご紹介します。
小説『スピノザの診察室』にも登場し、ずっと憧れていた味。
実際に訪れ、味わい、心癒される時間を過ごしてきました。
約430年の歴史を持つ「長五郎餅」とは

長五郎餅(ちょうごろうもち)は、天正年間(1573〜1592年)に生まれた京都の伝統的な和菓子。
創業者・中村長五郎が、北野天満宮の参拝客に向けて作った餅菓子が始まりと伝えられています。
その美味しさは豊臣秀吉にも賞賛され、以来、代々その味が守り継がれてきました。
特徴は、国産もち米を使ったやわらかな羽二重餅に、上品な甘さのこし餡を包んでいること。
ふんわりとした口あたりと、控えめな甘み。
食べた瞬間、長い時を超えて受け継がれてきた重みとやさしさを、口いっぱいに感じました。
北野天満宮内での販売は「毎月25日」と特別な行事のみ
北野天満宮では、通常日は販売されておらず、毎月25日(天神さんの日)と、特別な行事時のみ、境内に長五郎餅の出店があります。
この日は、境内で骨董市や屋台なども開かれ、多くの参拝客で賑わいます。
私が訪れたのは平日だったため、天満宮内では購入できず。
ですが、店舗窓には本店への案内図が丁寧に掲示されていて、わかりやすかったです。
それを頼りに、北野天満宮から徒歩数分、本店へと足を伸ばしました。

長五郎餅 本店へのアクセス・基本情報
静かに佇む本店は、落ち着いた佇まい。
初めて訪れるのに、どこか懐かしく、心が和みます。
【長五郎餅 本店】
・住所:京都市上京区一条通御前通西入三丁目西町66
・営業時間:9時~17時
・定休日:火曜日(祝日の場合は翌日休業)
・公式サイト:https://chogoromochi.co.jp/product/
※営業情報は変更される場合もあるので、事前に公式サイトでご確認くださいね。

本店での店内飲食について
本店にはイートインスペースがあり、できたての長五郎餅をゆっくり味わうことができます。
店内メニューは、
- 長五郎餅2個+抹茶セット(税込700円)
- 長五郎餅2個+煎茶セット(税込500円)
抹茶は濃厚な旨みが楽しめ、煎茶はすっきりした香りと爽やかさで、餅の甘みをより引き立ててくれます。

実際に食べて感じた、長五郎餅の魅力

やわらかい羽二重餅と、なめらかなこし餡。
甘さ控えめで上品な味わいに、心がじんわりと癒されました。
一口ごとに、長い歴史の流れを感じながら、
「この味が、何百年も愛され続けてきたんだなあ」と、静かに感動しました。
小説『スピノザの診察室』にも登場!憧れの長五郎餅
この作品は、京都の町中にある地域病院を舞台に、
雄町哲郎(おまち てつろう)という内科医が、
心に傷を抱える患者さんたちと向き合いながら、自らも再生していく物語です。
日々の診療と家事に追われながらも、時折ふっと見せる優しさや温かさが心に響きます。
物語の中で、哲郎先生が疲れ果てたとき、差し入れの長五郎餅にテンションが上がる姿、餅を手にした時のあのふっと緩む表情。
その姿に、「私もいつか、京都で長五郎餅を食べてみたい」と思うようになりました。

『スピノザの診察室』の魅力とおすすめポイント
- 京都らしい情緒あふれる街並みがリアルに描かれている
- 医療の現場に生きる人たちの葛藤と希望が丁寧に描かれている
- 家族の絆、再生する勇気が温かく伝わる
- どんな日常にも小さな癒しと救いがあると教えてくれる
読了後には、きっと自分の日常にも優しい目を向けたくなるはず。
そして、長五郎餅のようなやさしい甘味に手を伸ばしたくなる、そんな一冊です。

京都のお土産にもおすすめ
長五郎餅は、和菓子好きな方はもちろん、本好きな方にも喜ばれるお土産。
公式オンラインショップでも購入可能なので、京都に行けない時にも味わえます。
自分用に、そして大切な人への贈り物に、心温まる一品です。
・公式サイト:https://chogoromochi.co.jp/product/
人とのつながりを感じる旅
長五郎餅本店では、地元の方々が手土産や差し入れ用に次々と購入していく姿を見かけました。
にこやかに交わされる店員さんとの会話に、ほっこり。
近年はタブレット注文が主流になりつつありますが、
私はやっぱり、こんな風に人と人が言葉を交わしながら買い物をする時間が好きです。
京都の老舗を訪れるたび、「人の温もり」って大切だなあと、しみじみ思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
健康で、彩りのある日々を🍀


