〔春の鎌倉2024】桜舞う鶴岡八幡宮: ロービジョンの眼差しで春の旅を綴る

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kamakura -turugaokahatimangu

初の鎌倉旅。

見づらさを抱えるロービジョンの私の挑戦。

私の視野は500円玉大くらい。

トイレットペーパーの芯を除くよりも狭い視野です。

今回は親友と一緒に巡る鎌倉旅の様子をご紹介します。

  • 視覚障がい者の視点からの情報もお伝えします。
  • お出かけやおもてなしの役に立てれば嬉しいです。

いざ鎌倉へ。

東京都内から鎌倉への移動から旅は始まりました。

春の温かな日。

都内の電車内は混んでいました。

親友は、乗り換えの度に掴まれそうなポールを教えてくれました。

ポールを濁って、電車で鎌倉へ向かっていると、少し離れた席が空いたようでした。

その席の前に立っていた男性は

『座られますか?』

と声をかけてくださいました。

『ありがとうございます』

と感謝をお伝えし有り難く座らせていただきました。

あまりにスマートな声かけに驚きました。

人が多い東京で視覚障がい者の移動は珍しい光景ではないのかな、ただその男性が紳士だったのかは分かりませんが、久しぶりのお出かけで緊張していた私の心はほぐれとても温かな気持ちになりました。ありがとうございました!!

見守ってくださっている方もいる、そんな気持ちになれた私は、親友の心強いサポートもあり、不安より楽しみが大きくなってきました。

桜舞う鶴岡八幡宮

まずはじめに訪れたのは、

『鶴岡八幡宮 つるがおかはちまんぐう』です。

鎌倉駅から小町通りを歩いて八幡宮に向かいました。

お昼前だったので、参拝の前にお蕎麦屋さんで腹ごしらえ。

私が頼んだのは、ごぼう天ぷらとざるそばのセット。

新ごぼうの香りに春を感じました。

ごちそうさまでした♡

小町通りを抜けて

鳥居で一礼。

前方にたいこ橋も見えています。

以前は渡れたようですが、今は通語禁止となっていました。

源平の池の橋を渡ったところに

一株の満開の桜🌸

温かな日差しと一株の満開の桜が参拝者の心をおどらせているようでした。みなさん、写真に収められてました。

参道をすむと正面に

『舞殿 まいでん』が見えてきます。

この日は、挙式が行われており、幸せな柔らかな空気が流れていました。

舞殿を過ぎると目の前に現れたのは、

なんと61段の石段!

思わず『うわっ』と思いました。

そして数年前の熊野古道を思い出しました。石段を上りたい…上れそう…安全を取ってスロープを探そうか…そんな気持ちに。

周りを見渡してもスロープらしきものはありません。

目の状態も良く、石段にチャレンジすることにしました。

この61段の石段は、手すりがありません。

1段1段友達のサポートを得て、慎重に丁寧に上っていきました。

無事本殿でお参りを済ませ、その後おみくじを引きました。おみくじは3種類あり、お賽銭を入れ、箱の中に手を入れて1つ選び取ります。手で選べるのは見づらさを抱える私には有り難く、そして楽しい。

参拝とおみくじのあとは、いよいよ下りです。

上ってきた石段のほかに、ゆるやかな石段を発見。簡単な手すりも付いている。下りは、こちらのゆるやかな石段を利用することにしました。ベビーカーでこられている方もこの階段を使われていました。

参拝後のお楽しみ

御朱印をいただいて、八幡さんをあとにし小町通りでお土産を購入しました。

別記事で、おすすめの鎌倉土産もご紹介します。

鶴岡八幡宮へのアクセス等詳しくは、公式サイト 鶴岡八幡宮でご覧ください。鎌倉駅から近くアクセス良好です。

3月中頃は参拝者もほどほどの混み具合で過ごしやすかったです。

桜のころはすごい人になるであろうことは容易に想像できます。

春と秋の旅は少しタイミングをずらすと快適に過ごせることが多いです。この記事がみなさまの旅の参考になれば嬉しいです。

鶴岡八幡宮の次に訪れた『由比ヶ浜』。

美しい景色やカフェ巡りの様子を次回ご紹介します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

健康で、彩りのある日々を🍀

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