心動かされた再再再演『キンキーブーツ』2025|オリックス劇場で過ごす特別な時間

梅雨入り前の、湿気を含んだ風に初夏の訪れを感じたある日。

長らく願っていた『キンキーブーツ』の舞台へ、足を運ぶことができました。

この作品を初めて知ったのは2016年。

初演を彩ったのは三浦春馬さんと小池徹平さん。テレビや雑誌で見かけるたびに「観たい!」と胸が高鳴ったのを今でも思い出します。

けれど、あの頃はワンオペ育児の真っ只中。劇場に向かう時間も余裕もなく、泣く泣く断念しました。再演のチャンスも逃し、次こそは…と願っていた矢先、春馬さんの突然の訃報。心の整理がつかないまま、時が過ぎました。

だからこそ、彼とともに『キンキーブーツ』を盛り上げてきたカンパニーによる再再演には、さまざまな感情が交錯しました。迷いながらも、舞台に込められた「想い」に触れたくて、勇気を出して劇場へ。

そのときから、この作品は私にとってただのミュージカルではなく、特別な「再会」のようなものになりました。

そして2025年、4度目の上演。ローラ役のひとりは、春馬さんの後輩・甲斐翔真さん。彼の演じるローラに会いたくて、観劇の日を心待ちにしていました。

キンキーブーツについて

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、倒産寸前の靴工場を救うため、ドラァグクイーンのローラと共に“特別なブーツ”を作ることになった青年チャーリーの奮闘を描くストーリー。

シンディ・ローパーによるキャッチーで心揺さぶる音楽、そして観る人それぞれに届くメッセージが詰まっています。

会場:オリックス劇場へのアクセス

今回の会場は大阪・オリックス劇場。私は四ツ橋駅から徒歩で向かいました。

人通りの多い大通りを抜け、街路樹の緑を感じながら歩いていると、公園の向こうに見えてくる大きな建物。それがオリックス劇場。あ、着いた…とホッと安心できる場所です。

劇場前の横断歩道を渡ると、スタッフの方が白杖に気づいて「ご案内しますね」と、声をかけてくださいました。小さなことかもしれないけれど、そうした心配りがとても嬉しく、安心感を覚えました。

もし、座席の案内などが必要であれば、事前に連絡しておくと対応してくださるそうです。無理をせずにお願いする。それも「続けていく」ためには大切な工夫なのだと、改めて感じました。

観劇の感想

開演前のざわめき、観客の熱。どこか緊張と期待が混じる独特の空気。

今回私が観た回のローラは甲斐翔真さん、チャーリーは東啓介さん。

春馬くんが演じたローラの姿が心に残る中で、甲斐さんはどんなsローラを魅せてくれるのだろう…。

そして幕が上がり、彼がローラとして登場した瞬間、その力強い歌声に引き込まれました。

ストーリーが進むにつれて見えてくる感情の振れ幅。セリフと歌の間に宿る「想い」が繊細に響いてきて、自然と涙が頬をつたっていました。

特に白いドレスをまとって熱唱するシーンでは、会場の空気が一変。音が、声が、心を震わせるような時間でした。

ラスト、演者と観客が一体となるフィナーレ。やっぱりあの空間には、計り知れないエネルギーがありました。

また2〜3年後に再演があるなら、もっと前の席で、もっと近くで観たい。

そのために、日々の治療や養生も、自分のペースで続けていこうと思います。

キンキーブーツが伝える6ステップ

この作品が私たちに届けてくれる「生きるためのヒント」は、とてもシンプルで力強いもの。観劇の余韻と共に、心に留めておきたい6つのステップをご紹介します。

  1. 真実を追いかけること
  2. 新しいことを学ぶこと
  3. 自分を受け入れ、他人も受け入れること
  4. 愛を輝かせること
  5. プライドを掲げること
  6. 自分が変われば、世界が変わる

沈みがちだったこころを、ふわりと持ち上げてくれたキンキーブーツ。

その場のあたたかさ、笑顔、手拍子。心に残る名場面の数々が、日常にそっと寄り添ってくれるようです。

基本情報

会場名:オリックス劇場

住所:大阪市西区新町1丁目14番15号

最寄駅:地下鉄 四ツ橋線「四ツ橋駅」2号出口か公式サイト:https://www

▶︎ 公式サイト

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まとめとひとこと

キンキーブーツが教えてくれるのは、「自分を信じること」と「愛を持って生きること」。

それは簡単なようで、日々の中では難しいこともあります。

でも、そんな時にそっと背中を押してくれるのが、舞台の力、物語の力なのかもしれません。

この特別な体験が、どなたかの心にも小さな種のように残ってくれたら、嬉しく思います。

次はどんな物語に出会えるだろう。そんなわくわくを胸に、また一歩、日常へ戻っていきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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