突然の災害に、私たちの生活は一変する可能性があります。その中で、特に生活の基本的な面で心配されるのがトイレの問題です。非常用トイレは大切な備えのひとつとして重要ですが、それだけでなく、日常生活を過ごすうえでの快適さや安心感をサポートするアイテムも同様に重要です。今回は、被災の経験を元に、非常用トイレと一緒に備えておくべき5つのアイテムをご紹介いたします。これらのアイテムを用意しておくことで、いざという時に冷静かつ快適な状態で過ごすことができ、困難な状況にも前向きな気持ちで対処できるでしょう。安心して備えに取り組んでいきましょう。
非常用トイレと一緒に備えたいアイテム
非常用トイレと一緒に備えたい5アイテムをご紹介していきます。
1 必須のアイテムにひと工夫を!
ほとんどの方がすでに備えられているであろう『トイレットペーパー』。
車避難や避難所、テント避難になった時も困らないよう、リュックに入れる前にぜひしておきたいワンアクション!
トイレットペーパーには、紐をあらかじめ通しておく
不衛生な環境になることも考慮すると、首から下げたり、フックに引っかることができると安心です。
2 臭いの対策も忘れずに
次に準備しておきたいのは、防臭袋です。
汚物の臭い対策用に防臭袋があれば安心です。
ライフラインの復旧に時間がかかる場合、特に備えておきたいもの。
3 その紙、どうする?
トイレットペーパーが、日常のように流せないとき、使用後のペーパーどうしますか?
使用後のトイレットペーパーはゴミ袋に入れることになるでしょう。
ゴミ袋の備えも入れておきたいですね。
4 衛生面も忘れずに
そして、水も制限されることがあることを考慮して、手の消毒用のアルコール消毒やウエットティッシュ、余裕があればお尻拭きシートも。お尻拭きシートなら、手拭きとしても、お風呂に入れないときの体拭きとしても使えますね。
感染病対策としても用意しておきたいですね。
5 プライバシーも守りたい
そして、自宅避難以外に備えて準備しておきたいのが、プライバシーを守り安全を確保するためのアイテムです。
不衛生なため、尿意が止まり膀胱炎になる、トイレの回数を減らそうと水分摂取が少なくなり脱水症状、ひとりで離れた場所に行くことによる危険。そういったことを防ぐためにも、アルミポンチョや必要な時だけ設置する小型テントも準備しておきたい。
最後に、非常用のトイレがない、備蓄分がなくなった時の裏ワザをご紹介します。
コンポスト法ってご存知でしょうか?簡単に言うと、土を利用する、自然に返す方法です。
また、非常用トイレがなくても非血用品を活用して簡易トイレを作ることができます。防臭袋BOSを使った簡易トイレについては【 非常トイレ】でお話ししています。
今回は、非常用トイレと一緒に備えておきたいアイテムについてご紹介しました。みなさまの防災備蓄の参考になれば嬉しいです。
備えることで、不安が和らぎます。
できることから…。
災害に備え、日常に安心を。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
健康で、彩のある日々を🍀
ー