神戸で“とき”を感じる。
明治大正の建築物やモダン建築が好きな人必見。
今回初めて、神戸でモダン建築祭が開催されています。初日早速、普段公開されていない建物内部へ見学に行ってきました。
普段は公開されていない建物の特別公開という貴重な三日間です。
ここでは、神戸モダン建築祭と私が訪れた神戸北野の3つの建築についてご紹介します。
神戸モダン建築祭 2023
建築好きやレトロ好きな方には朗報です!
この度、神戸モダン建築祭が初開催されています。
期間は、2023年11月23日から25日までの3日間。
場所は、海側、北野エリア、住吉山手、須磨の4つのエリアで行われています。
開催期間は、2023年11月24日から26日までの3日間。
開催場所は大きく分けて4エリア。
海側の港湾エリア、山側の神戸北野、住吉山手、須磨。
普段は公開されていない建物がズラリです。
専門家による解説付きのツアーもあります。
私は、2時間の時間制約があったので、北野エリアで、コンパクトに以前から関心があった建物を巡りました。
異国情緒あるれる『神戸北野』へ。
神戸三宮から、およそ徒歩15分。
少しずつ勾配も急になる頃、あたりは異国感たっぷり。
今回訪れたのは、山本通りに位置するモダン建築たち。
見学した3つの建築は全て山本通りにあります。短時間でたくさん回りたい方は、神戸北のエリアの山本通から攻めるといいかも。
ローズガーデン 安藤忠雄初期建築
1977年建築家の安藤忠雄さんの作品です。
商業施設として使用されてきました。今回公開となったのは北側の2階3階のお部屋です。以前はバー等の飲食店が入っていたそうです。
レストランでご飯を食べて、同じ建物内のバーへ。デートにも人気の場所だったそう。
安藤さんといえば、コンクリートむき出しの建築で有名ですが、このさっきの建物はレンガ貼りの珍しい安藤建築。
階段を上がると、公開されたひとつ目のお部屋へ。ここから中庭へ出ると不思議な空間が。
中庭を楽しく回遊できる作りになっていて、何とも言えない居心地の良さがありました。
3階の公開されたお部屋は以前はバーとして使われていたようです。いくつかの窓の大きさから取り入れられた光。安藤さんの光へのこだわりを感じます。
北野アレイ 安藤忠雄初期建築
続いて、もう一つの安藤建築へ。
ローズガーデンの近くにある『北野アレイ』。
ちょこっと見学をさせていただきました。
階段が印象的でしたが、ローズガーデンと比べるとさっぱりした感じの印象を受けました。
シュウエケ邸 異人館
外観も素敵だけれど、邸宅の中は圧巻でした。
静かにたたずむ調度品の数々に、声が出ないほどでした。想像もつかないものばかり。
お部屋には、所狭しと絵画が壁に飾られ、まるで美術館のよう。
廊下には、さらっと、藤田さんの絵画。
絵を見ても、シャンデリアを見ても、調度品を見ても、とにかく異次元に感じました。
テーブルや椅子も素敵で、なかでも、当初から備え付けられているであろう窓際のソファーは雰囲気もよく見惚れました。
何よりも驚いたのは、現在も住まいとして生活されていること。
とっても素敵な邸宅でした。
休憩におすすめ『登録有形文化財 スターバックス神戸北野店』
神戸北野には、1907年に建てられた登録有形文化財でカフェを楽しむことが出来ます。
先日リニューアルを終えた『スターバックス神戸北野店』です。
とても落ち着いた店内、ひとつひとつ細やかなところまで装飾が施され、建築物としても見応えがあります。
建築巡りの休憩としてもおすすめです♡
リニューアル前に訪れた時のレビューも記しています。神戸北野のハロウィンの様子もご紹介しています。
神戸北野は三宮から坂を上り、レトロな建築は階段移動が多い。
“足が元気なうちに、体力があるうちに”
北野に来ると、
楽しみのために足腰丈夫でいないと!
と、日々のジョギングの励みになります。
今回は時間の関係で、北野エリアでの見学となりましたが、海沿いも山手も見どころがたくさん。次回はしっかりスケジューリングして、専門家によるツアーにも参加したい。ぜひ来年も建築祭を開催していただけたら。重要文化財は、保護や保存も大変だろう。少しでもいい状態で、志ある方や価値がわかる方を中心に受け継がれていくことを願います。
お出かけしやすい季節。神戸でイベント各種開催されています。
みなさんは、どんな秋を過ごされてますか?
自然も、アートも、食も楽しみたい!欲張りな私。今年も、まだまだ続きます(笑)
“ときを感じる”“想いをはせる”
大人になったからこそ、いろんな体験をしてきたからこそ、気づくこと、感じることがありますね。
時を重ねるって素敵なこと♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
健康で、彩りのある日々を🍀