栄養価が高いと言われている『小松菜』。
およそ1ヶ月ほどで育ち、初心者の方にも育てやすい、おすすめの葉もの野菜です。
ここでは、初心者にも簡単な『小松菜の種まきや時期、育て方』をご紹介します。また、農家の娘である私がしている裏技もお伝えします。
小松菜の育て方
家庭菜園で小松菜を育てるには、種まきと苗植えの2つの方法があります。(簡単な裏技も最後にお伝えしています)
種まき
• 種まきはいつ?
小松菜は種まきできる期間が長い葉物野菜です。
ほぼ一年を通して種まきすることが出来ますが、経験として夏の暑い中での芽出しは、他の季節に比べると失敗する確率が高めです。
近年残暑が厳しく、秋口の芽出しも難しくなっています。目安の気温は25度以下になってからの種まきをおすすめします。
まず、土の表面を平らにし、深さ1センチの溝をつけます。種をパラパラっと入れ、土を5ミリほどかぶせます。
• 間引く目安は?
芽が出て5〜10センチ程度に成長したら、3回くらいに分けて半分ほど間引いていきます。
最終的に、株と株の間を5センチほどにします。
• 収穫の目安は?
20〜25センチ程度に成長したら収穫のサインです。大きくなりすぎると、品質が落ちます。
苗植え
• 植え付け時期は?
一年を通して可能です。
ただ、暑い時期の寒冷紗や寒い時期のビニールトンネルなど、ちょこっとサポートが必要な季節もあります。
• 植え付け間隔はどのくらい?
株と株の間を5センチほどあけて植え付けます。
かんたん裏技
残暑が厳しい時など、種まきしても、うまく芽出しができない時があります。
そんな時に活躍するのがこちらの裏技です!
とっても簡単なので、ぜひ試してみてください。
準備するのは、根がついた小松菜です。(スーパーなどで根っこのついた小松菜を購入できます)
根っこから上の茎の部分10センチ位を残してカットします。
その後、根っこ付きの小松菜を土に植え付けます。(青ネギでメジャーな方法)
あとは、苗の植え付けと育て方は同じです。少量でいい時もこの方法がラクです。牛乳パックなどでも育つと思います。
お気づきかと思いますが、収穫する時も、このようにカットして、根っこ部分と少し茎の部分を残しておくと、またぐんぐんと伸びて育ちます🌱
今年も残暑が厳しかったので、こちらの方法で育てています。
ほうれん草は根っこのついたまま売られている事は少ないですが、小松菜は根っこ付で売られていることも多いので、手軽に育ててみたい方におすすめの方法です☺️
小松菜はおよそ1ヵ月ほどで収穫できるので、何回かに分けて種まきすると、連続して収穫することも可能です。ぜひ家庭菜園の時間を楽しんでくださいね♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
健康で、彩りのある日々を🍀