すっと観たかったブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。
2016、2019年は三浦春馬さん主演で、チケットの入手が困難でした。再再演の2022年。やっと劇場で観ることが出来ました。作品、楽曲の持つ力は素晴らしく、大切なメッセージを届けてくれます。最後のキャストと観客、会場の一体感がたまりません!
勇気を出して劇場に行って良かった!!
ここでは、見づらさを抱えるロービジョンの視点から、ミュージカル観劇の様子をご紹介します。
オリックス劇場へ。
『キンキーブーツ』公演は、大阪のオリックス劇場でした。
オリックス劇場は、大阪地下鉄四つ橋線で、本町駅または四つ橋駅から徒歩圏内です。
駅から劇場まで歩道はあるものの、おしゃれなカフェやレストランの前には、おしゃれな店頭プレートやグリーンが置かれていたり、歩道も段差があったり、電柱やポールなどの障害物と、白杖でひとりでたどり着くのは厳しいかなと感じました。
同行してもらったり、タクシー移動が賢明だと思います。
知人のサポートを得ながら歩いて、およそ25分かかりました。(公式案内は5〜10分程度)
開演の1時間半前には、劇場前の公園横まで長蛇の列が出来ていました。
案内の係の人が最後尾にいてくださったので、わかりやすかったです。
いざ、劇場内へ。
劇場前で記念撮影をして、検温、消毒を済ませて劇場内に入ります。
入って右手にグッズ売り場、正面に作品パネルがありここでの記念撮影が人気でした!
グッズ販売は、予想通り長蛇の列で、正面から左手奥まで列が続いており、途中階段の上り下りもあり、また列整理のためのポール等もあるので、足元の注意が必要でした。
グッズを購入して、用意された台の上でリュックに納め、席へ移動します。
お手洗いは当然混んでいるので、駅で済ませておきました。
今回は1回席だったので、会場までは段差なく進むことが出来ました。
上の回の方は、劇場入って正面を左折し、突き当たりを左に進むと、突き当たり正面にエレベーターがあります。
いよいよ、席へ。
席へ向かいます。
会場内を席を探しながら歩くのは大変なので、案内係の方にどこからが行きやすいのか聞きました。
会場内は明るく足元が見やすかったのですが、階段は旧来の階段で最近映画館で見られるような段差にカラーやライトがついていることもなく、席番案内も印字されていません。
ひとりで行かれるときは、席までの誘導をお願いする方がいいと感じました。
席幅も狭く、前の席との幅も近く感じました。最近のゆったりとした映画館に慣れているだけかもしれません。個人的な感覚です(^^)
リュックは、知人の席との間に置かせてもらいました。
開演まで、ドキドキワクワクしながら待っていました。
キンキーブーツ
世界中で公演され大人気のブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』👠
ストーリーも良く、何よりシンディローパーが楽曲を担当しているため、とにかく盛り上げたり、涙したり。曲の持つ力を感じます。曲の日本語訳は劇団☆新感線でも活動されている雪之丞さん。心に響く言葉たち。
作品から届けられるメッセージ。
生きる上で大切にしたい『6ステップ』。
何より最後のスタンディングオーベーションのキャストと観客の一体感。
生演奏も最高で、観劇後の感覚が凄くいい!
明日からまた頑張ろう! ひとつひとつ積み重ねていこう!
温かく熱い気持ちで満たされて、帰路につきました。
公演後、駅へ。
16:30 公演が終わり外に出ると、11月18日の今日は、もう夕暮れで薄暗くなりかけていました。
暗いところが見づらい方は、帰りはタクシーがいいかも。
20分ほど歩いて駅に着く頃にはより暗く、通勤通学で人も増えてきて知人のサポートがなければ厳しかったです。
梅田まで戻ってきて、お気に入りのパン屋さんで家族へのお土産を購入して帰路につきました。リュックは、グッズとパンでいっぱいになりました(笑)
『観たい!』 その想いが後押ししてくれ、初めてオリックス劇場へ行くことが出来ました。
観劇に誘い、サポートしてくれた知人にただただ感謝です!!
できたらいいな〜、やりたいなぁ〜、いろんな想いが日々巡ります。
それは、見えていても、見えづらくても同じ。
やれることをコツコツと。
今日という日を大切に♡
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
健康で、彩りのある日々を🍀