『ビンに入れて、時々フリフリ』
とてもシンプルで簡単な梅シロップ•梅酒作り。
でも、いざ初めて作ろうと思うと、ビンはどれを選べばいいの? 大きさは? と疑問が出てきます。
ここでは、保存瓶の選び方とおすすめ梅を2種ご紹介します。
自家製梅酒 梅シロップにチャレンジ!
難しそう…いえいえ、とても簡単です!
ビンに入れて、時々フリフリ。基本はこれだけです。
年に一度の梅しごとの季節を楽しみませんか?
お子様と一緒に梅シロップを作って梅ジュースを飲んだり、大人の方なら自家製梅酒を片手にオンライン飲み会もいいですね。
おうち時間で、自家製梅酒、梅シロップ作りにチャレンジしませんか?
保存期間で選ぼう
保存する上で最も重要なのは『しっかり密閉できること』です。
私が初めて梅酒作りにチャレンジしたとき、保存ビン選びに 迷いました。スーパーに置いてあるのは、赤いフタの広口の大きなビン、一択。ハンズなどでは、おしゃれなビンをはじめいろんな保存ビンがありました。そして実家には、定番の赤フタビン、おしゃれなビン、海苔が入っていたであろうと思われるビンまで、いろんな保存ビンに入った梅酒が並んでいました。大切なのは、『しっかり密閉できる』ということですね。
毎年梅しごとを楽しむなかで、2つの視点で選ぶようになりました。それが、『保存期間』と『構造や形』です。では、順にお話ししていきますね。
短期間ならプラスチック製
1年までの短期間の保存なら、プラスチック製の保存容器がおすすめです。
おすすめポイント1. 軽い!
軽いため、持ち運びやすいです。また、フリフリしたり、消毒をする際に作業がしやすいです。
おすすめポイント2. 手頃なお値段
残念なポイント 長期の保存には向いていない。
ビンに比べると少量の空気を通すので酸化しやすいため、1年を超えるような長期保存にはおすすめできません。
長期保存ならビン製
梅酒のように、熟成を楽しむ方は瓶がおすすめです。
おすすめポイント1.しっかりと密閉できる
おすすめポイント2. 耐久性に優れている
残念なポイント 重い
瓶は容器自体が重いため、梅、氷砂糖などを入れると、結構な重さになります。
形や構造で選ぼう
タイプ1: 定番 広口
おすすめポイント 口が広く、作業がしやすい。
残念なポイント 小サイズが少ない。保管スペースを選ぶ。
タイプ2: 注ぎ口付
広口に注ぎ口が付いているもの。
おすすめポイント 飲みたいときに、すぐ注げる。これは便利です。
タイプ3: おしゃれ
おすすめポイント1. デザインが豊富
おすすめポイント2. サイズが豊富
保管スペースに合わせて選べます。重いのが苦手な方は小さいものを選べば軽くなりますね。
保存瓶選びで気をつけたいこと
•しっかり密閉できるか ←ここが最重要ポイント!
•口は広いか(消毒や瓶詰め作業ができるか)
•保管期間に適しているか
目安は、梅ジュースで最短10日程度、梅酒は1年以上
•保管スペースに合っているか(サイズは大丈夫か)y
で、おすすめは? 結論はこちらです。
梅シロップ用なら、プラスチック製の広口+注ぎ口があるもの
梅酒用なら、ビン製。広口かおしゃれなものかはお好みで。
青梅と完熟梅
梅には若い青梅と黄色くなった完熟梅があります。
梅シロップ•梅酒には、若く新鮮な青梅をおすすめします。果肉が堅くしっかりしたものが適しています。日本各地にいろいろな梅があります。南高梅、豊後、白加賀など。
毎年作るなかで、お気に入りの2種をご紹介します。
おすすめ梅1: 南高梅
おすすめ1つ目は『南高梅(なんこううめ)です。
果実の大きさは大粒で、皮は柔らか、果肉は厚い品種です。完熟が近づくと黄色味を帯び、紅色な部分は日光が当たったところです。青梅、干し梅両方に適し、人気があります。南高梅は干し梅として最高級品です。
青梅は梅酒や梅シロップに、完熟梅は梅干しに。
おすすめ梅2: 古城
おすすめ2つ目は、『古城(ごじろ)』です。
果実の大きさは大粒で、果肉は厚く、種子は小さい品種で、青梅として一級品です。梅酒や梅ジュースに適しています。
ここ数年の1番のお気に入りです。種子が小さく、梅ジュースが出来上がると、シロップは梅ジュースとして、梅は梅ジャムを作って美味しくいただきます。
コクのある、香り豊かな梅シロップ、梅酒つくりに青梅。
自分好みの青梅を見つけてくださいね。