いつも元気な愛猫が、突然嘔吐。
そんな場面に出会ったら、戸惑いますよね。
私もそうでした。
ここでは、わが家の保護猫の経験をもとに、愛猫が嘔吐して戸惑っている、病院に連れて行きたいけどどのように連れて行ったらいいかわからない、いつもと違った環境にパニックになり逃げ出してしまうかもと心配、そんな飼い主のみなさんに、猫の嘔吐の主な原因と動物病院の受診についてご紹介します。
また、おすすめ猫用キャリーバックや、これがあれば便利、事前に準備してて良かったものもあわせてご紹介します。
保護猫、嘔吐し病院へ。
我が家に保護猫2匹がやってきて、もうすぐ1年。
夏の暑さが終わり、朝晩の寒さが一段と感じられるようになった10月のある日。
愛猫が嘔吐、最初は季節の変わり目で毛の生え変わる時期、グルーミングの影響かなと見守っていたところ、数時間後に再び嘔吐。
嘔吐したのは透明の液体でした。
グルーミングの影響なのか…
体調不良なのか…
他にも原因があるのか…
戸惑いながら猫の様子を観察し、サイトでも調べました。
猫の嘔吐には、一体どのような原因があるのでしょう?
飼い主はどうすればいいのでしょう?
なぜ嘔吐? 考えられる理由とは?
猫が嘔吐するのは、どんなとき?
猫が嘔吐する主な原因をみていきましょう。
①食べすぎ
食べ過ぎたり、勢いよく食べてしまった場合、嘔吐することがあります。
②グルーミング
毛づくろいしたときに、飲み込んだ毛玉を吐くこともよくあります。
③体調不調や病気
★ 主なチェックポイント
• 繰り返し吐いている
• 異物が混ざっている
• 吐いたものの色はどうか
• 下痢や食欲不振などほかの症状があるなど
嘔吐によっては消化器系の病気やウイルスなどの感染症の可能性もあるため、気になることがある時は早めに動物病院を受診しましょう。
動物病院によっては、診察対象の動物を限定しているところもあるので、診察時間と合わせて事前に確認することをおすすめします。
いざ、病院へ
2日経っても嘔吐は止まらず、食欲もだんだん落ち…
家族は回復を願い、見守っていました。
嘔吐物の色が、透明からちょっとグレーがかった色に変わり、
抱っこすると、熱もありそう。
臆病で、家族には安心できるようになっていたものの、人を怖がる愛猫です。
初めての場所、人、診察… 大丈夫だろうか…
自分の免疫と休養で回復することを願っていましたが、難しそう。
ツラさが増す前に、重症化する前に、獣医さんに診てもらおうと決意し、
動物病院へ連れていきました。
病院へはペット用のキャリーバックで一緒に行きました。
準備したものをご紹介します。
準備するもの
▶︎ キャリーバック
▶︎ 猫用トイレシート
▶︎ バスタオルなど
診察待ちの時間もあるので、キャリーバックの底におしっこシートを敷き、その上にタオルやブランケットを敷きます。キャリーバックやタオルは普段から猫が慣れているものを用意できれば、愛猫のストレスもより少なくなります。
猫がキャリーバックに入ったら、上からタオルやブランケットをかけて周りが見えないように目隠ししてあげると、猫の負荷もマシになるそうです。
飛び出しを防ぐには?
慣れない場所や人に、パニックになって飛び出さないように。
特に、保護猫は敏感な猫も多いので、気を付けてあげたい点ですね。
保護活動をされている方から教えていただいた洗濯ネットの活用術!
獣医さんからも同じことを教えていただきました。
愛猫を洗濯ネットに入れてから、キャリーバックへ。
▶︎ 洗濯ネット 角形大
できれば、チャックの口が広いものがおすすめです!
Seriaなどの100円ショップでも購入できます。
おすすめキャリーバック
おしゃれで、心地よい♡
▶︎ 布タイプ
お手入れしやすく、使いやすい!
▶︎ プラスチックタイプ
あれば便利なもの
事前に購入しておけば良かったと感じたのは、ペット用の体温計です。
抱っこしたとき、いつもより温かいなな、熱があるのかなと思っても、どのくらい熱があるのかわからず食欲が落ちてきたとき心配しました。
手元にペット用の体温計があれば、熱があるのかないのか、どの程度熱があるのか確認することができ安心です。
コロナで認知度も上がった非接触タイプの体温計!
獣医さんも非接触タイプを使われていました。人にも使えるし、検温が苦手な乳幼児に使いやすいですね。
▶︎ 非接触体温計
受診時あって良かったもの
受診時に用意していて、獣医さんに状況を伝えやすくなったものがあります。
嘔吐や下痢の写真です。
色や状態が把握しやすいので、ぜひスマホで撮って受診時に活用しましょう。
獣医さんから教えていただいたことも、参考になると思うのでご紹介します。
下痢の場合は、うんちをナイロン袋に入れて密封して持参して欲しいとのことです。
わが家の保護猫は、優しい獣医さんに診ていただいて、パニックになることもなく診察、注射、点滴をしていただき、帰宅しました。
怖がり怯えながらも、頑張って診察を受けてくれました!
よく頑張ったね!ありがとう♡
帰宅後は,予想通りしばらく隠れてしました。
数時間後、恐る恐る顔を出し、いつもの場所、人に安心したのか、そーっと出てきました。数日警戒した様子はありましたが、今は回復し、ごろーんと甘えるところまで日常が戻ってきました。
猫も人も健康は大事ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
健康で、彩りのある日々を🍀